スピリットアイランド備忘録

スピリットアイランドの攻略/考察など

精霊レビュー 陽光を浴びた大河のうねり

今回の精霊は河の精霊。

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非常に柔軟性が高く、ダハン/侵略者の移動、直接ダメージで除去と1人で何でもこなせる印象の精霊。反面、存在マーカーの成長、プレイカード枚数の成長が弱めで器用貧乏に陥りやすい。勝つには侵略者の移動、ダハンの反撃、先読みしての遅発除去など、多少慣れたプレイングが要求される。初心者向け精霊の4体の中では、結構難しい部類だろう。

 

二人以上の時は、「川の豊かさ」「活力の恵み」と言ったサポートカードが充実しており仲間の精霊はかなり動きやすくなる。ダハン活用が主軸の雷を話すものとの相性は特に強く、高難度敵国やシナリオをクリアするのにも良い組み合わせだ。

 

・特殊ルール 大河の領域

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湿地の精霊マーカーが聖域化する能力。便利ではあるものの、地味で他の聖霊と比べるとだいぶ弱い。大地の精霊や稲妻の精霊のようにゴリゴリ特殊ルールを活用して闘うタイプではないと認識しておこう。

 

とはいえ、先天能力が聖地から射程であるため、この特殊ルールを活用して基本的には湿地にマーカーを展開していくのが良いだろう。また、小能力カードの強めのカードは聖地起点のものも多い。「自然の回復力」「荒ぶる大地の奮闘」あたりがグッと使いやすくなる。元々の精霊の固有能力カードや先天能力では防御付与はできないので、小能力で引っ張ってくると動き安さがさらに上がる。

 

・成長の選択肢

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回収時の1精霊力以外、精霊力を獲得できる成長の選択肢がない為、精霊力がカツカツになることが多い。能力カードのドロー力は、結構強めなので低コストの小能力カードをうまく引いてきて凌ぎたい。

 

一方、大能力カードは使える精霊力を貯めるまでに結構な時間がかかる為、ソロではフィニッシュに必要だが、2人以上だった場合は精霊力確保の優秀な他の精霊に任せて細かく立ち回った方が良いだろう。

 

・存在トラック

精霊マーカーの設置自体は、そこそこ早く起きやすいものの、精霊力、プレイ枚数とも「2」のマスが多く、プレイ枚数2枚、精霊力2〜3で数ターン凌ぐ展開になりがち。固有能力カードの「活力の恵み」が一応精霊力を生み出してくれるものの、ソロでは1カードプレイ枚数と1精霊力のトレードと微妙なカード。早めに小能力カードを引き入れて効率良く動いていきたい。

 

また存在トラックでエレメントの獲得ができないのも微妙。先天能力の大洪水をLv3で使うことは中々厳しい。

 

・先天能力 大洪水

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Lv1で押し出し、Lv2から除去&押し出しとなる。要求エレメントが軽いためLv1はほぼ毎ターン活用していくことができる。遅発なので建設された町を押し出したり、遠征してきた遠征隊を流して次ターンの略奪/建築に備えると良いだろう。

 

Lv2も稲妻の精霊のLv1と要求エレメントは同じで効果はこちらの方が強いもののプレイ枚数の成長が、こちらは遅いため序盤からの活用は難しい。とはいえ、能力自体は強力なので獲得精霊力2まで上げたら、カードプレイ枚数の成長を優先し3枚までプレイできるように存在トラックを進めるのがオススメ。

 

・固有能力カード

特に注目のカードは2枚。

 

「川の豊かさ」

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河の精霊を考えたときに、一番と言ってもいいくらい強いカードがこれ。通称、産めよ増やせよ。たった2枚しかない「ダハンを増やす」ことのできる能力カード。ダハンが2体いれば0精霊力で増殖と、条件も非常に軽い。

 

河の精霊は直接除去が得意ではないので、ダハンの殴り返しに防御お願いするケースも多く、盤面にダハンを増やしておくのはとても大切。とにかく余裕があれば、どんどん使っていきたい。

 

「活力の恵み」

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ソロプレイだと弱いが、2人以上だと超強い。プレイ枚数と同じだけ精霊力を与える効果はゲームの進行度に影響を受けずにいつでも強い。終盤の大技連発のアシストしたり、手札回収などのタイミングで精霊力が枯渇しそうな時のサポートしたりと、活躍ができる。